NKSの仕事内容(学生向け) NKSの仕事内容を学生に解り易く紹介します。
女性も活躍している職場で、女性の方も積極的に採用しております。 産休・育児休業制度を有し、給与面の男女差もなく、安心して長く働ける職場です。
NKSの仕事は、「ものをはかることで客先の製品品質を影で支える仕事」です。
はじめに、「計測機器」って?
- 温度・長さ・質量・電気量・時間など物理量をはかる機器です。
- 身近なものでは、重さを測る「秤(電子天秤)」、環境を測る「温湿度計」、長さを測る「巻尺(スケール)」、時間を測る「ストップウォッチ」、pH値を測る「pH計」などがあります。
- 製造ラインや検査・試験をするために、たくさんの計測機器が工場で使用されています。
計測機器の「校正」ってどんな仕事なの?
- まず「校正」とは、計測機器の示す値と、より高度な計測機器(標準器)の示す値との差を確認することです。
- もう少し具体的に説明すると、NKSが持っている標準器を使って、お客様の計測機器の示す値を確認し、それを記録(品質記録・成績書)にする仕事です。
どうして「校正」が必要なの?
- 殆どの製造メーカは、製品の品質を証明するためにISO9001という国際規格を取得しています。
- そして、その規格を取得・維持するためには、製品の品質に係わる様々な計測機器を定期的に校正しなければなりません。
- いわば「車の車検と同じ」ようなものなんです。
「バリデーション支援業務」とは?
- 当社では「バリデーション支援業務(適格性評価)」と呼んでいる仕事もあります。
- 主に製薬・医療機器・食品業界向けの仕事の呼び方で、「校正」は計測機器単体を対象としていることに対し、設備全体を対象とした仕事です。
- 設備に付いている計測機器の校正はもちろん、設備に必要とされる機能の確認、校正の手順、作業手順等の文書化など、設備全体が正しく運転されていることを確認・証明するための支援をする仕事です。
他社には無いNKSの特徴
- 当社もおよそ20年前にISO9001を取得し人が行う作業の品質を確立しています。
- 運用資料が充実しており、資料(ルール)に沿って仕事をすれば、ミス無く仕事ができる仕組みになっています。
- また、自動車・機械・電気・電子・医薬・食品など多岐業種にわたり、国内でおよそ7000事業所(工場・事業所数)にも及ぶ会社と取引があり、校正会社ではトップクラスです。
- そのため、景気に左右されにくいところも当社の特徴です。
入社後のレベルアップ・力量(知識)の習得
- 現在、「校正」を行っている計測機器の種類だけでも約700種類。
- 入社後は、その作業手順を1つずつ学習し社内資格を習得していきます。
- もちろん種類毎に校正を行うための作業手順書があります。
- また、校正やバリデーション支援に関係する当社オリジナルの基礎資料も有ります。
- もちろんこれだけたくさんの知識・技術を習得する必要があるため、一人前になるためには、およそ3年は掛かります。
日頃のスケジュールを紹介します
- 当社の仕事は、社外作業と社内作業がおよそ7:3の割合です。
- 社外作業では、仕事の量に応じて数名のチームで作業を行います。
- 社内作業では、お客様から預かってきた計測機器の校正を行います。
- 右の表は、入社5年目の社員のある1日です。