■“バリデーション”が生まれた背景は?
□FDA※のHPによると
※FDA(Food and Drug Administration)
食品医薬品局の略。アメリカの保健福祉省の組織の一つ。医薬品や医療機器等の安全性と有効性などの他、食品の安全性と有益性,化粧品の危険性等を監督している。
■そのバリデーションの基本的な考え方は?
□バリデーションの基本理念は
『医薬品の製造(手順/設備/装置)において、絶対に事故が起こらないようにすること』と考えて良いと思います。
◇具体的には、医薬品を製造する各工程で品質を作りこむこと、といえます。
●この理念を実現するために、バリデーションを実施することになります。
■従って、バリデーションが必要になる場面とは?
□医薬品/医療機器などの『設備・装置メーカー』さんならば
その組立工場ではなく、医薬品/医療機器などを製造する現場です。
□設計・施工される『エンジニアリング会社』さんならば施工現場です。
□設備・装置を扱われている『商社』さんならば、納入/据付場所です。
□バリデーションは、
生産現場で使用する設備・装置が使用者の要求通りに
①据え付けられていることを確認し
[このことを、業界では据付時適格性確認(IQ)と呼んでいます]
②要求通りに稼働することを確認することです。
[このことを、業界では稼働時適格性確認(OQ)と呼んでいます]
●そのため、
バリデーションは、設備・装置の使用場所(医薬品/医療機器などの製造現場)で実施する必要があります。
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