メールマガジン第22号 当社のバリデーション作業の客観性
前回は、装置に対する「コレ、大丈夫?」という漠然とした不安の
解消策の一つをご紹介しました。
今回は、設備メーカでもない当社が実施するバリデーション作業が
どうして客観性を持っているのか。それをお話したいと思います。
【本 文】
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メーカさんと当社のスタンスの違い
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>> メーカさんは物理的な原理等を具体化し、製品化されますので、
一般論にもとづいた演繹的な発想で物を作られていると思います。
>> 当社は出来た物に対してバリデーションを行いますので、基本的には、
観察(実験)結果からルールを導き出す帰納的な発想にならざるを得ません。
●そのスタンスの違いから、当社は独自のアプローチでバリデーション作業に
客観性を持たせる努力をしました。
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当社のとった方法とは
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>> それは、「メーカさんが設備・装置を作る時に採用した基準とか規格とか
標準等の要求事項」を設備・装置の中に、ハッキリと見つけることから
始まりました。
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どうアプローチしたのか
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① 規格の要求事項が、その設備・装置の中でどの様に実現されているか
それを読み解くことから始めました。
具体的には
『設備・装置』と『規格』を比較して、設備・装置が持つ機能と
その規格要求を対比させる。
② その機能がハッキリしたなら、その機能がどういう構成で実現されるのかを
装置的に解明すること
(これを纏めたものを、当社では機能関連図と呼んでいます。)
▼機能関連図のサンプルは、こちらでご覧いただけます。
③ ①と②から、やるべき作業の根拠が決まります。
・・・※ この様に、当社では ※・・・
設備毎の規格・標準などを調べ、そして、設備の機能を解明すること
によって、やるべき作業の根拠を一つずつ明らかにしています。
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▼バリデーション(適格性確認)の具体的な事例は、当社ホームページでご覧いただけます。
▼資料をご希望の方は、こちらからご請求ください。
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