メールマガジン第29号 バリデーション実施結果報告書が備えなければならない要件
前回のメルマガは、第三者に、客観的・データ的に納得させられる
バリデーション実施計画書が備えなければならない要件について
ご紹介しました。
今回は、監査・審査時に重要視される実施結果報告書に求められている
要件についてお話します。
【本 文】
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監査・審査時にバリデーション実施結果報告書が重要視される理由
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>> それは、審査官は実際のバリデーション作業をみて評価する訳ではなく
実施結果報告書(の中身)を見てジャッジするからです。
● 従って、作業が出来ていても、結果報告書がちゃんと出来ていなければ
当然アウトとなります。
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「ちゃんと」した結果報告書にするには
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>> バリデーション作業と結果報告書をマッチングさせることが重要と
考えます。
○例えば、作業を「表」とし、それを表す記録を「裏」とすると
理屈通り”表”=”裏”の関係であれば問題はありませんが、
技量や手順の理解不足から、
・現場作業の通り、報告書に記録がされなかったり、
・報告書の記録通り、ジツは現場作業がされていなかったり、、、で
記録(裏)から作業(表)が見えない、あるいは”表”≠”裏”の関係が
うかがえるようであれば、これは問題です。
⇒そこで、大事になるのは、きっちり「裏と表を一致させる」努力です。
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”表”=”裏”にするには
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>> 当社は、作業と報告書の表裏が一致する要件を突き詰めて、
「作業の進行と共に記録する事」と
「作業を成立させる条件を客観的に証明する事柄」
の2つが最重要ポイントと考えています。
▼ 当社のバリデーション実施結果報告書の具体的な内容はこちらで
ご覧いただけます
https://www.validation-wa-nks.jp/2009/1015_110000.php
■ 当社はこの様な、結果の妥当性を含めた説明に抜けの出ない内容を考え
第三者に納得していただけるバリデーション実施結果報告書の構成を
決めています。
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▼バリデーション(適格性確認)の具体的な事例は、
当社ホームページでご覧いただけます。
▼資料をご希望の方は、こちらからご請求ください。
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