メールマガジン第32号 バリデーション手順書の役割からみた作成のポイント
前回のメルマガでは、新たに設備を導入することになった時とか、既存の設備を
改造しなくてはならなくなった時に必要となってくる、据付時適格性確認(IQ)
で行われるキャリブレーションの重要性についてご紹介しました。
今回は、官庁や依託元の審査・監査を受けるときに無くてはならない書類の
ひとつであるバリデーション(検証)作業手順書をとりあげ、その役割から
みた作成の重要ポイントをお話しします。
【本 文】
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査察・監査等の使用場面からみた検証作業手順書での問題点
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>> バリデーションの査察・監査時の問題点は
・手順書の内容に対する解釈の違い
・省略した手順の未記載
・語句の理解の食い違い
・引用規格や基準の根拠性の未記載(不明瞭)
等と聞いております。
→これらは『手順書が本来果たすべき役割』を全うすれば解決すると考えます。
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その手順書が果たすべき役割とは?
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>> 手順書は、現場での作業者に対して『検証作業を明確に規定』すると共に、
監査・査察の場での『第三者への説明資料』としての役割を有しています。
→ その役割を果たすためには、
手順書は提示するだけで説得力があり、より少ない説明で第三者に
理解してもらえるものである必要があると思います。
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手順書に記載が必要な重要ポイント
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《そのポイントを具体的に書くと》
◎説得力を持たせるポイント
・機器の設置からデータの収集までの『作業の流れ』
・作業を行う為に必要な『準備/確認する物』
・収集したデータの『記録の内容、方法』
◎理解しやすくするポイント
・手順書で行う作業の『明確な目的』
・作業がイメージできる『分かり易い図式』
・手順書の中で使用する『用語の定義』
● 当社ではこれらのポイントを押さえた手順書を提供しています。
▼ 当社の手順書のサンプルイメージはこちらでご覧いただけます
https://www.validation-wa-nks.jp/2009/1105_110000.phpでご覧いただけます
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■ 当社は、
「作業する立場」だけでなく、「第三者(お客様)に説明する立場」からも
手順作りを追求しています。
★ それらの経験により、当社がご提供する手順書には、今まで培ってきた
ノウハウが随所に詰め込まれています。
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当社ホームページでご覧いただけます。
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