メールマガジン第33号 『実務版 クリーンルーム評価試験の進め方』:シリーズ概要
前回のメルマガでは、官庁や依託元の審査・監査を受けるときに無くては
ならない書類のひとつであるバリデーション(検証)作業手順書をとりあげ、
その役割からみた作成の重要ポイントをご紹介しました。
今回から4回に渡って、クリーンルームに義務づけられている
性能評価試験の規格~作業~報告までの実務のポイントをお伝えしていきます。
【本 文】
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お客様がこのシリーズを読むと具体的に分かること
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>> このシリーズは、以下の4つの項目から構成されています。
①『規格要求の実現方法』 (第1回 11月19日 配信予定)
→規格での、試験に関するポイントが分かります。
②『試験仕様とその決め方』 (第2回 11月26日 配信予定)
→試験のスペックと、どのようにそれを決めるかが分かります。
③『試験の実施方法』(第3回 12月3日 配信予定)
→作業手順や準備品等が分かります。
④『記録方法とその様式』(第4回 12月10日 配信予定)
→実施結果(データ)の取り纏め方が分かります。
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このシリーズを読むことで、こんな場面で役立ちます!
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〔作業を説明する場面で〕
・試験規格を含む作業全体のイメージを掴むことで、監査者等の第三者への
作業の説明や質問への対応がスムーズになります。
〔作業を業者に外注する場面で〕
・ポイントを押さえた作業仕様の依頼で、双方の理解にズレがなく、
間違いのない作業になります。
〔作業を自ら行う場面で〕
・作業に必要な測定器、作業の手順、報告書のまとめ方などの基本が
分かり、安心できます。
■ クリーンルーム性能評価試験の基本的な部分としてお読みいただき、
お客様毎に少しずつ異なる設備・状況に応じた、具体的な作業の
立案・実施の一助になれば幸いです。