バリデーション関連メルマガ 第95号 CSVの「規格要求内容」と「当社の対応範囲」のお知らせ
今回は、バリデーションの分野で話題になっているCSVでの
「規格の要求概要」と「当社の対応範囲」をご紹介します。
【本 文】
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まず、「CSV」の基本的なこととして
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□ 「CSV」とは→Computerized System Validation の頭文字で、
コンピュータ化システムのバリデーションと呼ばれています。
□ また、この「CSV」は厚生労働省より平成22年10月21日に発出された
「医薬品・医薬部外品製造販売業者等におけるコンピュータ化システム
適正管理ガイドラインについて」(以下ガイドラインと呼びます)に
沿って実施する必要があります。
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「CSV」の話題性
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>> 最近、CSVがここまで、話題になっている理由としては、
■ 新しいガイドラインによって
①コンピュータを使った既存の設備・装置もCSVが必要になったこと
②海外の規格(GAMPなど)と整合がとられ、CSVの導入メリットが
高くなったこと
③IQ・OQなどの従来のバリデーション基準の概念が取り入れられた
ことで、CSVが対応し易くなったこと
などが挙げられると思います。
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ガイドラインの要求概要
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>> 実務としては、大きく2つの要求になっています。
①開発段階として、コンピュータプログラムの開発計画・設計・テスト
までの範囲で、システムの供給者が主体になって、検証することが
求められています。
②検証段階として、現場にシステムを据え付けた状態で、
「据付時適格性評価(IQ)」「キャリブレーション(CAL)」
「運転時適格性評価(OQ)」「性能適格性評価(PQ)」を
使用者の責任で順次検証することが求められています。
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当社は、「CSV」ではこんな支援業務を行っています。
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>> 2つの支援業務があります。
1.上記②の検証段階における下記の作業を請け負います。
・実施計画書の作成
・現場での妥当性のある検証実務
・検証作業結果報告書の作成
2.CSVの考え方・進め方のセミナーを、皆様のところに出向いて
開催します。
・ガイドラインの要求を実現する考え方や進め方を具体的に説明
します。
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お気軽にお問い合せください。
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>> バリデーションを専門でやっている企業ならではの視点で、具体的な
ご提案をしています。
▼ 気になることがありましたら、下記よりお問い合せ下さい。
https://www.validation-wa-nks.jp/inquiry/