バリデーション関連メルマガ第105号 来年の3月1日から温度槽の性能試験・表示方法が切り替わります!
ご存知の様に、皆さんの多くがお使いになっているインキュベータ等に
適用される温度槽の規格が、来年の3月1日から「JTM K 01」→
「JTM K 07」に切り替わります。
この新しい規格(JTM K 07)では、温度槽の「性能試験の方法」と
「性能表示の仕方」が大幅に変わってきています。
▼変わった点は、下記にてご覧頂けます。
https://www.validation-wa-nks.jp/12pdf.pdf
今回は、この改訂で起こる問題点と対策をご紹介します。
【本 文】
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来年の3月1日に何が問題になるのか?
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>> 問題点の1つ目は、
温度槽のメーカさんが出しているカタログなどに記載されている数値が、
新しい「性能表示の仕方」になるため
⇒ 新規購入や買い換えをする際には、今までの旧規格の数値から、
新しい機器を選ぶことが困難になると考えられます。
>> 2つ目は、
新しい規格の「性能表示の仕方」で、社内管理しようとすると
⇒ 新旧規格の性能表示の項目、数値が全く異なるため、その機器の
良し悪しが判断しづらくなってしまうと考えられます。
(管理の連続性がなくなる)
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新旧のやり方で試してみると・・・。
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>> 同じインキュベータを新旧2つのやり方で試しにやってみました。
▼ 具体的なデータをこちらでご覧頂けます。
https://www.validation-wa-nks.jp/2010/0715_113000.php
■ この様に、呼び名も違いますし、評価の結果として出てくる数値も全く
違うことが分かります。
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問題を解決するには?
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>> 上記の様に、同じ装置で、新旧それぞれで評価試験を行った2つの
データを作っておくことです。
⇒ そうすれば、
■ 今年は、旧の規格で評価して、来年は新しい規格で評価することが
出来、管理の連続性が保たれます。
■ 装置の買い換えや更新のときには、メーカさんの仕様と比較しやすく
間違いのない機種選びが出来ます。
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「新旧規格のセット作業」でお引き受けします。
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>> 当社に、新旧の規格で評価可能な作業内容で評価試験をご依頼頂ければ、
新旧規格の作業をセットでご提供出来ます。
● 詳細は、当社の営業マンにお気軽にお問い合せ下さい。
▼当社の各地区の担当窓口です。
関東エリア 担当:加藤 亘
TEL:048-540-2088 e-mail:w-katou@nks-wa-hakaru.jp
中部エリア 担当:水谷 一
TEL:052-522-4184 e-mail:validation-n@nks-wa-hakaru.jp
関西エリア 担当:尾関 照生
TEL:077-588-2240 e-mail:validation-s@nks-wa-hakaru.jp
宜しくお願い致します。