バリデーション関連メルマガ第118号[設備のバリデーション全般]バリデーションの具体的な検証内容
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[設備のバリデーション全般]バリデーションの具体的な検証内容とは! その1
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この度、当社のメールマガジンをご購読していただいている方と打合せを
する機会に恵まれ、その方から「IQ」「OQ」の情報が役に立ったとの
お話をいただき、大変嬉しく思いました。
今回は、それらの内容に当社ノウハウをプラスした「バリデーションの
実施項目一覧表」をご紹介します。
▼ 今までのIQ・OQの情報はこちらでご覧頂けます。
https://www.validation-wa-nks.jp/2010/0506_181800.php
【本 文】
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この一覧表は、当社のノウハウのひとつです。
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>> このノウハウは、バリデーションの「IQ」「OQ」って、具体的に
何をしたら良いか? そんな疑問を解決できると思います。
▼ そのノウハウはこちらでご覧頂けます。
https://www.validation-wa-nks.jp/2011/09/15/validation-item_list.pdf
■ この「バリデーションの実施項目一覧表」は、こんな時に使って頂けます。
・新しい装置を導入することになったが、どこをバリデートして
良いか困っている。
・今までの設備・装置のバリデーション実施項目が、これで良いか
疑問に感じている。
等々
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この「バリデーションの実施項目一覧表」の見方は?
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>> この一覧表は、下記の様に
「1:実施段階」「2:カテゴリー」「3:実施項目]に分類しています。
1:バリデーションの「実施段階」は、下記の6つの段階に分けています。
A.DQ :設計時適格性の確認
B.受入確認 :機器・部材の受入時の確認
C.IQ :据付時適格性の確認
D.ループキャリブレーション:ループ校正
E.試運転確認:模擬運転での確認
F.OQ :稼働時適格性の確認
2:上記の実施段階毎に「カテゴリー」を分類しています。
例えば、
DQは、「A0:仕様」「A1:能力」の様に、A0~A8に
分けています。
3:上記のカテゴリー毎に「実施項目」を記載しています。
例えば、上記のDQの
A0:仕様は→「使用目的」「使用条件」
A1:能力は→「温度制御範囲」「湿度制御範囲」
「圧力制御範囲」・・・
となります。
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この一覧表から、適切に「実施項目」が決められます。
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>> この一覧表には、各実施段階毎に、具体的な実施項目が記載されて
いますので、バリデーションの対象設備・装置の機能から「簡単に」
「適切に」バリデーションの実施項目を選ぶことが出来ます。
※ 次回は、
この一覧表を使ったバリデーションの実施項目の決め方を
ご紹介する予定です。