No.91温度センサの応答性測定データ(測温抵抗体)
1.温度測定の方法
1.1 測定に用いた温度センサ
※今回は測温抵抗体の温度センサを用いて測定をおこないました。
1.2 測定条件
測定は以下の条件にて実施しました。
●恒温槽
・型式 :MC-71
・槽内寸法:H:400 × W:400 × D:400 (mm)
●記録計(温度の測定)
・型式 :DR-230(横河電機製)
●PC(温度データの収集)
・データロギングソフトウェアはDAQWORX DAQ32Plus(横河電機製)
記録計で測定したデータをPCにて収集する。
●温度センサの設置場所
下記の環境1で安定した状態から、環境2にセンサを挿入する。
【環境1 :20℃】
・恒温槽設置室内の温度
・センサ付近の風速はほぼ0m/sec
【環境2 :70.0℃】
・設定値:70.0℃
・恒温槽内の中央付近
・センサ付近の風速は平均0.67m/sec (0.59~0.76m/sec)
1.3 測定システムのイメージ
2.測定した結果(温度センサの時定数)
2.1 上記の条件で測定した結果
各センサにおいて、昇温方向、降温方向それぞれの温度変化は以下のようになりました。
2.2 測定データのグラフ
▼関連「装置の実験データ」はこちら
No.28 気相での温度センサの熱応答速度(時定数)
No.29 センサの仕様による温度変動の違い
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メールマガジン第125号[OQシリーズ]温度センサー部の選び方 -その3-