バリデーション関連メルマガ第129号 食品関連分野における「規格の移り変わりに関する情報」:FSSC22000
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[規格シリーズ]
食品関連分野における「規格の移り変わりに関する情報」:FSSC22000
(FSSC:Food Safety System Certificationの略)
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最近、国内の大手食品・飲料メーカーが食品安全管理の規格:FSSC22000の
取得に乗り出しています。
(コカ・コーラグループ、UCC上島珈琲は取得済み)
今回は、これらの食品安全管理の規格の移り変わりに関する情報をご紹介
しようと考えました。
【本 文】
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始まりは「HACCP」から
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>> 食品関連の規格は、
「HACCP」 → 「HACCP9000」 → 「ISO22000」
→「FSSC22000」と進化してきました。
▼ この規格の移り変わりに関する情報はこちらでご覧頂けます。
https://www.validation-wa-nks.jp/2011/1201_110000.php
■ この様に、「FSSC22000」は、「ISO22000」の
弱い部分を補強し、より強化された規格だといえると思います。
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FSSC22000は、今、注目されている規格です。
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>> 「大手企業がこの規格取得に動き出したという新聞の記事」や
「ネット上の関連するセミナーの開催情報」などFSSC22000に関わる
情報が飛び交っています。
□ これは、消費者の食への安心・安全の関心の高さに応えるために、
小売り企業が取得に動いたこと
□ 流通大手がプライベートブランド等の加工食品の生産委託会社に
取得を要請したこと(新聞の記事では、イオンは約450社に
要請したと載っています。)
などが大きなキッカケとなり、業界を賑わしています。
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ここからは、当社のPRになります。
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>> この規格の取得には、バリデーション・キャリブレーションが重要な
実施項目のひとつになっています。
■ 取得のポイントは、危害分析より設定された重要管理点(CCP)を
第三者認証された機関で検証することが有効です。
● 当社では、
ISOによる第三者認証されたバリデーション・キャリブレーション
の一連の作業(以下)を支援しています。
①IQ(据付時適格性)、キャリブレーション(校正)、OQ
(稼働時適格性)の検証項目の決定
②IQ(据付時適格性)の確認
③キャリブレーション(校正)の実施
④OQ(運転時適格性)の確認
⑤PQ(稼働時適格性)の確認
⑥結果記録書の作成