No.97 導電率計の温度応答遅れの実測データ
1.測定に用いた導電率計
・導電率計
型式(モニタ/センサ) : 775-VA0 / 230-211
メーカ : Mettler-Toledo Thornton,Inc(米国)
2.測定の方法
2.1 測定手順
①二つのビーカに水を入れ、一つは0℃付近に冷却し、他方は常温(約20℃)とする。
②0℃のビーカに導電率計のセンサを投入し、測定値が安定したら、
③常温のビーカにセンサを入れ替え、導電率と温度の変化を5秒おきに確認する。
④常温のビーカ内での測定値が安定したら、
⑤0℃のビーカにセンサを入れ替え、同様に導電率と温度の変化を確認する。
2.2 測定の状況
3.測定の結果
3.1 測定結果(一覧)
導電率計を入れ替えてからの、時間経過に伴う値の変化は以下のようになりました。
3.2 測定結果のグラフ
▼関連「装置の実験データ」はこちら
No.90温度センサの応答性測定データ(熱電対)
No.91温度センサの応答性測定データ(測温抵抗体)
No.28 気相での温度センサの熱応答速度(時定数)
No.29 センサの仕様による温度変動の違い
▼このページの「メルマガ記事」はこちら
メールマガジン第130号[OQシリーズ]見逃しがちな導電率測定での注意点(応答遅れ)