バリデーション関連メルマガ第151号 お客様のご要望にマッチした仕組みをお届けできます
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お客様のご要望にマッチした仕組みをお届けできます。
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このメルマガでは、現場での設備・装置のバリデーションの進め方や
注意点を、実験データ等を使ってご紹介していますが、
今回は、皆さんのご要望に柔軟にお応えできる当社の独自な仕組みについて
少々PRっぽくお届けさせて頂きます。
【本 文】
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皆様から頂いたご要望の中から、独自な仕組みは生まれました。
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>> その要望とは
□1.お客様の手順で作業をして欲しい
□2.お客様の成績書などの様式をそのまま使って欲しい
というものでした。
しかし、当社がこの要望を実現するには、「資格認定の仕組み」や
「成績書の様式」など当社が確実、安全な作業を行うために取り決めた
ルール(QMS)を変えることになり、その対応は難しいものでした。
■ 今回は、この要望を「当社のQMS」とフィットさせながら新たに
作り上げた2つの仕組みをご紹介したいと思います。
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1つ目は、作業手順に関わるものです。
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>> お客様の要望は「うちの作業手順書があるので、その手順に従った
作業をして欲しい」というものでした。
このご要望で、当社として問題になったのが「お客様の手順を確実に
実行する力量を担保できるのか」と言うことです。
□ この課題の対応は、お客様の手順と当社手順書の差異をハッキリ
させて、教育・訓練することで、社内資格認定制度をカバーする
仕組みを作りました。
▼ この仕組みの概要は、こちらでご覧頂けます。
https://www.validation-wa-nks.jp/2012/05/24/20120517_P3.pdf
■ この仕組みの運用で、いつも、お客様の手順に見合った力量を持った
作業員が担当できる様になり、お客様のご期待にお応えしていると
思います。
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2つ目は、成績書の様式に関わるものです。
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>> お客様の要望は「決まった成績書様式で、記入要領に沿った成績書を提出
して欲しい」というものでした。
このご要望では「当社の決めた成績書の様式や記入ルールが使えない」
ことが問題になりました。
□ この課題の対応は、お客様の要望を1項目ずつ書類を使って確認し、
その通りの記録になっていることを複数の目でチェックする仕組みを
作りました。
▼ この仕組みの概要は、こちらでご覧頂けます。
https://www.validation-wa-nks.jp/2012/05/24/20120517_P5.pdf
■ 簡単な仕組みですが、お客様のご期待にお応えしていると思います。
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これらの仕組みも結構良い評価を頂いています。
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>> お客様からお聞きしたご要望に応えるためにも、これらの仕組みを
使って一連の作業(準備~現場作業~確認)を通じて実現しています。
● 当社では、ISO9001をベースにして、新しい仕組みを構築したり
時には、仕組みの不具合を見直して、お客様のご要望を実現する
努力を続けています。
▼ [ご参考]当社のQMSの概要は、こちらでご覧頂けます。
http://www.qms-wa-nks.jp/ 【当社「QMSレポート」サイト】