No.119 風量測定時のダクト長さによる測定値の違い
1. 測定の概要
1.1 対象設備
□送風機
メーカ:昭和電気
型式:SB-151-R3A3
定格:2.0m3/min (60Hz)
□ダクト(風洞)
(パタン1) 幅300×高さ300mm×長さ900mm
(パタン2) 幅300×高さ300mm×長さ2,700mm
□整流板(ダクト内に設置)
軸方向への長さ:300mm
(2/4/6/8枚を使用し、ダクト内部を4/9/16/25分割する)
1.2 使用した測定器
□風速計
名称:クリモマスター風速計(カノマックス製)
型式:6531-01
精度:3%of rdg+0.10(m/sec)
1.3 測定の方法
測定は以下の方法にて実施しました。
①送風機、ダクト(風洞)を接続する。
②送風機を動かし、ダクトを9分割した各中央の風速を測定し平均値を求める。
③次にダクトの上流側に整流版(2枚、4分割)を設置し、同様に測定を行う。
④整流版を4枚(9分割)、6枚(16枚)、8枚(25分割)設置し、それぞれ測定を行う。
※ダクトの長さは900mmと、2700mmの2パタンで同様に測定を行う。
【検査項目】
整流板での分割数 :(0(無し)/4/9/16/25分割)
ダクトの長さ :900mm / 2700mm
1.4 測定の状況
2. 測定の結果
3.吹き出し風量を測定する装置(測定ダクト)の例
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