バリデーション@エヌケイエス株式会社 NKS

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バリデーション関連メルマガ 第173号 圧縮空気の品質測定用機器の付着汚れの影響!

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  圧縮空気の品質測定用機器内の付着汚れの影響!
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 今回は、圧縮空気の品質を測定する機器内に付着した汚れの影響に関する
 データをご紹介します。
 
【本 文】
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  測定機器内に汚れはどのぐらい残留するのか・・・?
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 >> 当社では、数種類の機器(減圧弁、流量計、検知管、パーティクル
   カウンター等)を使って、圧縮空気の品質を測定しています。
  
   これらの機器で、結構汚れた(高い濃度)圧縮空気を測定した場合に
   どれぐらいの汚れが残留するものだろうかというお問い合わせを頂く
   ことがあります。
  □ しかし、今までは、どれぐらいの汚れの残留によって、次の測定に
    どれぐらいの影響があるのかという詳細なデータをお伝えすることが
    できていませんでした。
    そこで、これらの機器内に残留するデータをいろんな実験を行って
    測定することにしました。
 
  ※ まず、油分(オイルミスト)の残留について実験を行いました。
 
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  微量の油分(オイルミスト)の残留が認められました。
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 >> この実験は、汚れた圧縮空気の油分を当社の機器を使って測定し、
   次に、同じやり方で、油分が無い清浄な窒素ガスを測定して、機器内の
   油分の残留を調べました。  
  
   ▼ 測定方法とデータは、こちらでご覧頂けます。
     https://www.validation-wa-nks.jp/2012/1101_110000.php 
  
  ■ このように、清浄な窒素ガスの油分の測定値は、検知管の測定限界
   「0.3mg/m3」以下ではありますが、微量の油分の残留が認められました。
  ※ その為、次の測定時に、この微量の残留分が測定に影響する場合も
    あると考えられます。
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  油分の残留は限りなく少ない方がよい!
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 >> 当たり前ですが、機器の内部に油分の残留を何とかZeroにする必要が
   ありますので、
   実際の現場で使えそうなやり方として、清浄な窒素ガスで機器の内部の
   油分を吹き飛ばすことを考えました。   
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  清浄な窒素ガスを通過させれば油分の残留を”Zero”にすることができるのか?
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 >> 次回は、機器内に窒素ガスを一定時間通過させて、機器内の微量の油分を
   吹き飛ばすことができるのか、実験で調べることにしました。
  ※ 当社は、
    フィールドでバリデーションの実務を行ってきたこの様な測定の
    ノウハウで、どんな環境においても、お客様に満足して頂ける作業を
    お届けする努力を続けています。