バリデーション関連メルマガ 第175号　圧縮空気の油分簡易測定キットをご紹介します

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　 圧縮空気の「油分簡易測定キット」をご紹介します。
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　今回は、圧縮空気の汚れ具合を簡易に確認できる「油分簡易測定キット」を
　ご紹介します。
　
【本 文】
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　 「油分簡易測定キット」製作の”いきさつ”
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　>> 前々回、前回のメルマガでご紹介しましたように、
　　　油分濃度の高い圧縮空気を測定した場合、微量な残留油分が次の測定に
　　　影響する場合があることが分かりました。また、清浄な窒素ガスを通す
　　　ことで、その影響が無くなることも分かりました。
　　□ しかし、油分濃度が高すぎると、清浄な窒素ガスを通しても、その
　　　 影響を無くすことが難しいと想定できるため、圧縮空気の品質測定前に、
　　　 一定以下の油分濃度かどうかを確認できる「簡易測定キット」を製作
　　　 することにしました。　　
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　 使い易い「油分簡易測定キット」になりました。
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　>> 簡易油分測定キットの「外観」と「内部の接続図」をご紹介します。
　　　▼ 外観と接続図は、こちらでご覧頂けます。
　　　　　https://www.validation-wa-nks.jp/2012/1115_110000.php
　　□ 見て頂いたように、ケースひとつで油分が簡単に測定できるような
　　　 構造にしました。また、使用している部品のひとつひとつは、どこでも
　　　 入手できるように、汎用品を使用していますので修理や交換も容易です。
　　※ この油分簡易測定キットは、薬や食品等を製造する現場で試験運用を
　　　 行い、もっと使い易いように改良していきます。
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　 この「油分簡易測定キット」は満足できる性能を確認できました。
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　>>「簡易測定キット」と「通常の測定機器」で、同じ圧縮空気を測定し、
　　 その測定データで２つの測定性能を比較しました。
　　　▼ 測定方法とデータは、こちらでご覧頂けます。
　　　　　https://www.validation-wa-nks.jp/2012/1115_110000.php#a
　　
　　■ この実験の二つのデータから、「簡易測定キット」で圧縮空気の
　　　 現状確認のための油分測定を行うことに問題ない性能であることが
　　　 分かりました。
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　 「簡易測定キット」内の残留油分の変化も確認します。
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　>> 次回は、前回のメルマガ同様、気体を簡易測定キット内を通過させて、
　　 キット内に残留する油分量を測定し、その変化データをご紹介します。
　　※ 当社は、
　　　　フィールドでバリデーションの実務を行ってきたこの様な測定の
　　　　ノウハウで、どんな環境においても、お客様に満足して頂ける作業を
　　　　お届けする努力を続けています。