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No.145 装置で温度計のセンサを取付けたまま校正する方法の検証(熱電対センサ使用)

1. 測定の概要

装置で温度計を取付けたまま、基準となるセンサを近接させて校正する方法を検証します。
このページでは、熱電対センサを用いる場合について記載します。
1.1 確認対象
  タイプの異なる2種類のセンサを準備しました。
HP14110.jpg
  
1.2 測定の方法
 ①温度センサを記録計に接続する。
 ②恒温槽を50℃に設定し、運転する。
 ③恒温槽の温度が安定したら、温度センサを恒温槽に挿入し、温度の変化を測定する。
  
 【検査項目】
  測定する温度 : 50℃(恒温槽)、15℃(室温)
  データ収集間隔: 2秒
  シース熱電対2本、被覆熱電対2本、及びシース熱電対と被覆熱電対を比較します。
1.3 測定のイメージ
HP14510.jpg

2. 測定の結果

測定結果をグラフにすると、それぞれ以下のようになります。

①被覆熱電対 2本の比較
HP14550.jpg
②シース熱電対 2本の比較
HP14551.jpg
③シース熱電対、被覆熱電対の比較
HP14552.jpg
今回準備したセンサでは、種類の異なるセンサを用いた場合、温度差がなくなるまで時間がかかることが分かりました。
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