バリデーション@エヌケイエス株式会社 NKS

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第248号 バリデーション基準がGMPのグローバル化に伴い改訂されました。

現場から見た改定内容のポイント!

HP24810.jpg
■このように、パッと見ただけで変わったことが分かります。
 注目する点は以下の2点です。
 ○変わったポイントA:
   校正の項目が削除された。
 ○変わったポイントB:
   名称が変わった。また、英単語が使われるようになった。
※まず、変わったポイントAの違いを具体的に当社の視点で考えてみました。

変わったポイントA:校正が削除された。

○ 旧バリデーション基準には、「2.校正」の項目がありましたが、
  新バリデーション基準には、校正の項目としては無くなりました。
 → しかし、校正を実施しなくても良いということではありません。
○バリデーションの実施項目からは無くなりましたが、要求内容
  として「校正された計測器を使用すること」と明記されました。
■この記載によって、2種類の校正対象があることと当社は読み解きました。
①「設備に付いている計測器」は、トレーサビリティが保証された測定器で
  校正すること
②「測定に使う測定器」は校正されたものを使用すること
HP24811.jpg

次回は、変わったポイントBをご紹介します。

>> 名称が変わったことで
  現場では色々と対応しなければならないことがあります。
  次回は、その内容を具体的にご紹介します。
■ 当社は、
  この様な規格の要求を満足できる作業を日々お届けする努力を
  続けています。


▼関連する情報はこちら
 第129号 食品関連分野における「規格の移り変わりに関する情報」:FSSC22000