第341号 コーデックス(CODEX)のHACCP規格と当社業務内容のお知らせです。
これからは、コーデックス(CODEX)のHACCP規格が主流になりそう!
コーデックス(CODEX)とは
正式にはコーデックス・アリメンタリウス(Codex Alimentarius)というラテン語からきた言葉で、食品規格という意味を持ち、19世紀末のオーストリア・ハンガリー帝国でも使われたことがある伝統的な言葉のようです。
コーデックス規格そのものは直接の強制力はありませんが、このような体制化では重要な役割を果たすと言われています。
(公益社団法人日本食品衛生協会より)
※今回は、厚生労働省のHACCPホームページにリンクが張られているコーデックスのガイドラインから、当社の業務に関わる規格要求を読み解いてみました。
CODEXのガイドライン(食品衛生の一般原則)の要求事項
当社に関わる業務は、次のように要求されています。
■このガイドラインに沿って『各CCP(重要管理点)がコントロール下にあることの確証』を得るためには、校正(キャリブレーション)や適格性評価などが必要になると考えられます。
確証を得るには、具体的に、どんなことを実施する必要があるのか!
例えば、レトルト食品を滅菌する滅菌器では
【仮に、CCPが滅菌温度と滅菌時間とした場合】
□校正(キャリブレーション)としては
滅菌温度計と滅菌タイマが校正の対象になります。
□適格性評価としては
全てのレトルト食品自体が滅菌温度計の温度になることを事前に
確認します。
■このように、校正と適格性評価の二つのデータなどによって、
CCPがコントロール下にあることの確証を得られたと考えます。
当社は、両方の実施をお勧めしています。
この要求の具体例として、厚生労働省のHPには、
温度計やタイマの校正は、実施するように記載されていますが適格性評価を行うことは記載されていません。
■しかし、当社では、
コーデックスのガイドラインに沿った場合には、校正・適格性評価の両方を実施する必要があると考え、お客様にお勧めしています。
校正や適格性評価のことは、当社にお気軽にお問い合せください。
ここからは、当社のPRになります。
このような校正では、様々な製品を製造する食品工場での実績があり、滅菌器などの設備・装置の適格性評価においても、同様の実績がありますので、当社業務がきっとお役に立てると考えます。
■校正や適格性評価(クオリフィケーション)業務を専門でやっている
企業ならではの視点で具体的なご提案をしています。
▼気になることがありましたら、(以下より)お問い合せ下さい。
お問い合わせ窓口(Mail)
※当社は、フィールドで校正や適格性評価を実施する立場から、
規格の要求内容や定義を具現化(具体化)して、お客様に
満足して頂ける作業をお届けする努力を続けています。
最後まで、お読みいただき有難うございました。