第362号 食品製造・加工施設⇒HACCP義務化へ!
「食品衛生管理の国際標準化に関する検討最終とりまとめ(案)」国会審議へ
昨年の2月25日、我が国の「食品衛生管理の国際標準化に関する検討会」がスタートし、同年の12月14日に「とりまとめ」に関する討議によって、パブリックコメントも加味された「食品衛生管理の国際標準化に関する検討最終とりまとめ(案)」が発表されました。
□この最終とりまとめ(案)は、1月の通常国会で審議される予定のようです。
詳細は、厚生労働省のHP:食品衛生管理の国際標準化に関する検討会にあります。
▽こちらのアドレスで確認できます。(外部リンク:厚生労働省 新しいタブが開きます)
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-syokuhin.html?tid=336117
2つの基準による運用が提案されています。
厚労省はHACCP導入の義務化に向けて、要件が厳しい「基準A」とハードルが低い「基準B」の2層で運用する制度を計画しています。
《その概要は》
パブリックコメント(公衆の意見)には、多様な考え方も見られました
この最終取りまとめ案のパブリックコメントは138件の意見提出があったと報告されています。
その中から、気になったものをご紹介します。
□一般衛生管理の確実な実施を定めた基準Cが必要ではないか。
当社は食品を製造している会社ではありませんが、業務で現場にお邪魔して見聞きすることから、確かに一般衛生管理の確実な実施でも問題ないだろうなと思うこともあり、意見に納得してしまいます。
□円滑な導入や食の安全安心の向上に向けて、食品等事業者のみならず、消費者への周知に努めてほしい
確かに、HACCPを取得している会社の食品は安全なものなんだということが消費者に周知されれば、HACCPの食品を選んで購入することにつながると思います。そうすれば、HACCPの継続して運用できる費用も吸収できるのかな
※各業界の事情もあり、思いや課題は沢山ありそうで、キチンとした審議で納得できるものになればと思います。
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