第376号 当社HPに新たにアップした実務のお役立ち情報:圧縮空気編のご紹介!
新たにホームページにお役立ち情報をアップしました。
今回、「圧縮空気(圧縮エアー)の品質」に関する情報をHPにアップしました。
この圧縮空気は、圧縮機で高圧に圧縮された空気で、医薬品製造・食品製造等の製造工程で頻繁に用いられているものです。
□ここでは圧縮空気の情報を4つの項目に分けて紹介しています。
※当社ならではの実務視点で、使用機器から規格までの情報を纏めています。
実測データ満載のこの情報の見どころ!
この情報の見どころは、実際の圧縮空気を測定したデータになります。
■実測データ1:圧縮しただけの空気は思いのほか汚れている
圧縮機に取り込む大気は意外と汚れていますので、圧縮した空気はフィルタなどを通して綺麗にする必要がある。
■実測データ2:給油式のコンプレッサは圧縮空気に油が混入する
当然ですが、圧縮機内のシール等に使用するオイルが圧縮空気中に含まれるため用途によっては給油式の使用は避けたほうが良いと考えます。
■実測データ3:一般的なフィルタでは、油分・水分はあまり変化しない
用途に見合った機器やフィルタを選定して圧縮空気を綺麗にする必要があります。
■実測データ4:測定配管の材質によって圧縮空気の品質に影響がでる
測定に使用する配管によってデータに差が生じるため、配管はステンレス製を使用するのが良いと考えます。
※皆さんの現場で使われている圧縮空気はいかがでしょうか。
圧縮空気の品質測定はユースポイント(使用箇所)で測定するのがベスト!
ご存知のように、圧縮空気は「材料の撹拌・混合」「製品の袋詰めや充填」「容器の洗浄や乾燥」など各種業界で多くの用途に使用されています。
これらの用途で、圧縮空気が直接製品に接触する場合では、圧縮空気の品質が製品の品質に影響することになります。
⇒そのため、
圧縮空気の良し悪しは圧縮空気が実際に使われる場所で、必要な圧縮空気の品質になっているか実際に測定することでハッキリしてくると思います。
これからも実務に使える情報をHPにアップしていきます。
【今回ご紹介しました圧縮空気の品質はこちらからご覧いただけます。】
圧縮空気(圧縮エアー)の品質
https://www.validation-wa-nks.jp/oyakudachi-joho/asshuku.php
【開示を予定している実務に使える情報】
- 温度試験槽などの温度分布
- 滅菌器の評価
- クリーンルームの評価
- 保管倉庫の温度マッピング
- 乾燥器の評価
※お気軽に訪問して頂ければと思います。
最後まで、お読みいただき有難うございました。