第395号 キャリブレーション(校正)をテーマに富山で4年ぶりにセミナを開催しました
真剣さを感じる富山でのセミナーを開催できました
先週の9月22日(金)にキャリブレーション(校正)をテーマに開催しました。
□ 開催したセミナーのテーマ:
医薬品・原薬・医療機器製造などの規格が求めるキャリブレーション(校正)の考え方と進め方
~計測機器のキャリブレーション(校正)作業の実際~
前回(4年前)の約2倍の52名の方に参加して頂き、無事、開催できたことに感謝します。
[セミナーの風景]
当日、会場で頂いた多くのご質問からは、皆様方のキャリブレーションに向き合う真剣さを感じさせていただきました。
※ 今回は、頂いた質問・疑問やご意見などから富山でのキャリブレーションの状況などをご紹介します。
「標準器に関わること」が最も多く頂いた質問になっています
頂いた質問の内容から標準器、ドキュメント等に分類してまとめてみました。
他に、力量:3件、校正の対応可否:3件などで26件となりました。
□ 今回のセミナーでは
標準器に関わることが6件で最多でしたが、その他の質問も東京でのセミナーと同じような傾向でした。
しかし、質問を受けて感じたことは、実務に直結するより身近な内容が多く、キャリブレーションに向き合う一生懸命さが伝わってきました。
※ 当社としては、このようなご質問に、キチンとお応えできるバリデーション、キャリブレーションの専門企業にならなければと強く思うところです。
少しは、皆様の要望に応えられたようで、大変嬉しく思いました。
これは手前味噌になりますが、今回の内容がご参加頂いた方々の要望に合っていたようです。
<嬉しい声をいただきました>
- 定義から実作業まで網羅してありとても役立った
- コストや現場作業の実例があったことが非常に分かりやすかった
- 今まで実施してきたことが正しい手順、手法であることが確認できた
- 今回のセミナーの話が分かりやすくとても良かった
<反面、反省しなければならない点もありました>
- 質疑応答時の質問がマイクが無かったので聞こえ難かった
- IQ、OQ等の表現に慣れていない人のために、据付時・・・、運転時・・・など代用できる言葉があるときには、そちらを使った方が良かった。
※ これらのご意見等は、今後のセミナー運営に活用させていただきます。有難うございました。
今後もこのような当社主催のセミナーを各地で開催する予定です。
好評につき、今後、全国5箇所(東京、静岡、愛知、大阪、福岡)でセミナーを開催する予定です。
開催予定のセミナーとして、次のようなテーマを考えています。
□ 試験室に使用する装置・機器の適格性評価の考え方と進め方
~性能評価試験の実務とドキュメントの実際~
□ 設備・装置のバリデーションへの考え方と進め方
~バリデーション/キャリブレーションとドキュメントの実際~
□ 規格が求めるキャリブレーション(校正)の考え方と進め方
~計測機器のキャリブレーション(校正)作業の実際~
開催内容が決定しましたら、HPやメルマガ等でお知らせいたします。
※ 当社は、
この様なセミナー等でお聞きした課題や疑問点を解消でき、
お客様により満足して頂ける作業をお届けする努力を続けています。
最後まで、お読みいただき有難うございました。