第504号 倉庫及び車両・コンテナの温度マッピングの実際〈厚生労働行政推進調査より〉
GDP研究班は温度マッピングも重要視しているようです
> 厚生労働行政推進調査では
国際調和に立ち、日本の法令等を踏まえた「医薬品流通にかかるガイドライン(GDPガイドライン)」について、経緯、内容、疑問点などの調査研究成果を報告しました。
■ 報告書は下記のアドレスで確認できます。゜
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08174.html
この報告書の中で、倉庫と車両・コンテナの温度マッピングは、3つのテーマで紹介され重要視されていることがわかります。
⇒ 今回は、この報告書の情報について当社なりの考えをご紹介し、皆さんの判断の一助になればと考えお届けします。
今やっている現場作業の考え方は報告書と同じで安心!
> この報告書の温度マッピングの事例では4つの所見が発表されています。
それぞれについて、現場で温度マッピングを行っている当社独自の考え方をご紹介したいと思います。こんな考え方もあるんだという感じで見て頂ければ幸いです。
⇒ 記事内容が、文字ばかりで分かりにくいと思いますが、報告書の内容と実際の現場での考え方は、結構マッチしていると考えられます。
■ 即ち、報告書が示す方向は、現在、現場で実施されている温度マッピングと大きな違いはないと考えても良いと思います。
輸送におけるGDP対応(温度マッピング)の実例
> 輸送については温度管理として「輸送温度」「温度マッピング」「温度モニタリング」「セキュリティ」が課題に挙がっています。
▼報告書では次の様にまとめられています。
⇒ この報告書では、輸送の温度マッピングの具体的な方法が記載されていなので、当社の測定位置例紹介したいと思います。
今回は、今までのメルマガになかったテーマを取り上げることができました
> 厚生労働行政推進調査報告書を読みながら感じたことは
時には、このような報告書の内容と実際の現場での違いなどを考えてみて、現場での作業自体を見直すのも大事なことと思いました。
※ 当社は、フィールドでバリデーション・キャリブレーションを実施する立場から、規格の要求内容や定義を具体化(具現化)して、お客様に満足して頂ける作業をお届けする努力を続けています。
最後まで、お読みいただき有難うございました。