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第543号 非接触の温度計で体温はどこを測るのが良いか

非接触の温度計で体温は額以外のどこで測るのがベストなのか

> 前回、非接触の温度計で額の温度をはかると外気温に影響されるという実験結果をご紹介しました。

コロナ対策で非接触の温度計で額の温度をはかるやり方は結構気軽で便利だからどこで測ったら良いのかというご質問をいただきました。

そこで、額と同じように気軽に測定できる場所を考えたところ、衣類でおおわれている腕の表面で測定したら良いのではという気がしました。
  

そこで、「暖房を効かせた車」・「非接触型赤外線体温計」を使って実験することにしました。

腕で測った温度は大きく変化しなかった

> 今回の実験も、前回のメルマガで使った「非接触型赤外線温度計」を使って行いました。

【測定方法】今回も筆者の体を張った実験になります。
 暖房の効いた車内→車外に出て、1分毎に6回「額の温度」と「腕の温度」を測定しました。

【測定結果】
 測定日時と場所:2月5日22:00名古屋市西区
 外気温:11.2℃
  

☆ 但し、上記の実験は、あくまで一例で、種々の条件により測定値は異なります。

※ 今回の実験では、額の温度は、前回のメルマガと同様、外気温が低いと額の温度も低くなる傾向がみられました。
  反面、腕の温度は外気温が低くなっても、ほぼ同じ温度で推移しました。

腕の表面温度を測定するのがベストかも!

> 今回の実験では、非接触型赤外線体温計で腕の表面温度を測定する時以外は、必ず、腕を衣類で覆っておきました。
こうすることで、外気温の影響が極力少なくなり、体温に近い温度が測定できました。

■ 外気温が低いときは、額で測るよりも、衣類で覆われた腕で測定する方が体温に近い値が測ることができると考えます。

※ 当社は、この様な実験の方法や測定データ等のノウハウで、どんな環境においても、お客様に満足して頂ける作業をお届けする努力を続けています。

最後まで、お読みいただき有難うございました。